レアルFWベイル、未来はマンUかバイエルン? スペイン紙「移籍先を選ぶ権利がある」
レアルのディレクターとベイル代理人が会談し、放出および今後の処遇について議論か
レアル・マドリードに復帰したジネディーヌ・ジダン監督は、今夏の移籍市場での大改革に乗り出すと言われている。そのなかで放出候補筆頭に挙げられているのが、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルだ。スペイン紙「AS」はレアルのゼネラルディレクターであるホセ・アンヘル・サンチェス氏とベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏、ルイス・アロンソ氏が会談を行い、将来について話し合ったと報じている。
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レアルのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献し、公式戦227試合102得点という実績を誇るベイルだが、今季のリーグ戦では25試合8得点と期待に応え切れていない。ジダン監督の復帰もレアルでの未来を約束するものではなく、今夏での移籍が有力視されている。
「AS」紙によると、会談ではサンチェス氏がベイルの放出を宣告。一方で「在籍中の貢献に敬意を表し、オファーの中から移籍先を選ぶ権利を与える」とも伝えられたという。
しかし、1億7500万ユーロ(約220億円)とも言われる移籍金、および1900万ユーロ(約24億円)の年俸を支払えるクラブは多くない。そのため記事では、資金を捻出できるマンチェスター・ユナイテッドとバイエルン・ミュンヘンが、ベイルにとって二つの移籍先候補になると報じ、次のように状況を説明した。
「ユナイテッドの場合は、レアル移籍の可能性が高まっている(フランス代表MF)ポール・ポグバを含んだ交渉になることが予想される。一方、バイエルンは今夏に未曾有の大金を費やし、CL制覇とドイツ国内での覇権のために若返りを図るつもりだ」
世界屈指のウインガーとして名を馳せるベイルは、果たしてどのクラブで来季の開幕を迎えるのか。レアルの補強動向とともに、世界的な注目を集めている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)