仏代表MFポグバ、スールシャール監督との関係が悪化か マンU退団希望と仏紙報道
来季CLでのプレーを求め、レアル・マドリード入りへの動きが加速か
フランス代表MFポール・ポグバの未来は、マンチェスター・ユナイテッドにはないのかもしれない。フランス紙「ル・パリジャン」によると、ポグバとユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督の関係が悪化し、マドリード行きの扉が開きつつあるという。
フランス国内での報道によると、ポグバはオールド・トラフォードでキャリアを続ける意思が薄くなり、他クラブへの移籍を希望しているようだ。すでに、ジネディーヌ・ジダン監督の率いるレアル・マドリードへの憧れを公言しており、このフレッシュな挑戦についてスペイン紙「AS」でも、「抵抗するには大き過ぎる誘惑」と報じられている。
ポグバの気持ちがユナイテッドから離れている要因の一つとなっているのが、ユナイテッドの現状だ。現在、ユナイテッドはプレミアリーグでアーセナル、トットナムに次ぐ6位に位置しており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できる4位から遠ざかっている。しかも、首位のマンチェスター・シティ、3位のチェルシーとの試合を残している状況だ。このままシーズンを終えれば、ユナイテッドは来季、UEFAヨーロッパリーグを戦うことになり、それはポグバの望みではないという。
昨年末にジョゼ・モウリーニョ監督が退任し、スールシャール監督が就任したことで、ポグバが調子を取り戻したことは間違いない。実際に監督交代後、ポグバは19試合で9ゴールを挙げ、さらに7アシストを記録し、チームの中心選手として活躍している。
だが、「ル・パリジェン」紙は、「ポグバとスールシャール監督の関係は徐々に悪化している。あまり食欲をそそらないプロジェクトが目の前にある状態では、物事が改善する見込みはないだろう」と伝えた。
チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールとともに、今夏のレアル・マドリードの最重要ターゲットに位置づけられているとされるポグバは、報道通りにイングランドを離れることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)