スールシャール監督、逆転でのバルサ撃破&CLベスト4進出に自信 「可能性はある」
痛恨OGでホームでの第1戦を落とすも、ユーベ、PSGを敵地で破ってきた底力に自信
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間10日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦でバルセロナとホームで対戦し、0-1で敗れた。続く第2戦は敵地カンプ・ノウと厳しい状況だが、オレ・グンナー・スールシャール監督は「可能性はある」と、逆転でのベスト4進出に自信をのぞかせている。
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この試合、唯一のゴールが決まったのは前半12分。バルセロナはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの浮き玉パスに抜け出したFWリオネル・メッシがペナルティーエリア内左から折り返すと、ファーサイドに走り込んだウルグアイ代表FWルイス・スアレスが頭で合わせる。ボールはカバーに入ったユナイテッドDFルーク・ショーに当たって、そのままゴールに吸い込まれた。記録はオウンゴールだった。
地の利を生かせずに第1戦を落としたが、スールシャール監督はバルサ相手の逆転は可能だと主張する。バルサは大会の優勝候補筆頭であることは認めながらも、ベスト16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦でアウェーゲームを制した自信が上積みされている。試合後の記者会見でのコメントを英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
「PSG戦のパフォーマンスは希望と、我々にはできるんだという確信を与えてくれた。しかし、我々はトーナメントの大本命であろうチームと戦っている。カンプ・ノウでの試合はチャレンジだ。(勝てば)素晴らしい功績となるだろう。歴史的にもバルサはホームで負けないが、我々にはできる。疑いはない」
今季のCL、ユナイテッドは敵地でビッグクラブ相手に貴重な勝利を挙げてきた。グループステージ第4節ではユベントスに2-1で競り勝った。決勝トーナメント1回戦ではホームでは0-2と敗れたPSG相手に3-1で勝利。大逆転でこの準々決勝へと駒を進めてきた。
「アウェーでユベントスとPSGを倒してきた。今度はバルセロナに勝たなければいけない。この試合でも我々には可能性はある」
現役時代の1999年にはカンプ・ノウでCL優勝の証、“ビッグイヤー”を掲げたスールシャール監督。劇的なアディショナルタイムの決勝点を挙げた当時のように、今度は監督としてチームを勝利に導くことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)