チェルシーFWイグアイン、レアル移籍報道のアザールに言及 「考えを変えるのは…」
かつてレアルでプレーしたイグアインは「僕に尋ねなかった」とアザールの動向に言及
今冬にチェルシーへ期限付き移籍したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは、レアル・マドリード移籍が噂されるベルギー代表MFエデン・アザールの残留を望みつつ、同僚の夢が潰えてしまうかもしれないと主張した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のコメントを引用し、スペイン紙「マルカ」が報じている。
今季リーグ戦32試合16得点と素晴らしいシーズンを過ごしているアザールに対し、以前から関心を持っていたレアルが再び獲得に乗り出すという報道が過熱。スペイン紙「マルカ」はジネディーヌ・ジダン監督が交渉スタートを承認したと伝えていた。
記事によれば、チェルシーの同僚イグアインは「僕に何が言えるだろうか。これはクラブの幹部や選手の願望に関係するものだ」と語りながら、アザールの将来に言及した。
「選手が行きたいという欲求を持っている時、彼の考えを変えるのは困難だ。彼は(世界で)最も優れた選手の1人だ。彼がこのレベルにいる時(プレミアリーグ第33節ウェストハム戦と同様のパフォーマンスの時)、ゴールと勝ち点をもたらす。事実として、彼が我々といることは財産だよ。ただ、重要なのはエデンの決定と上層部の決定だ。僕は何もできない」
イグアインは2006~13年までレアルに所属していたが、「(マドリードでの生活について)彼は僕に尋ねなかった」と明かし、「しかし、もしそれが彼を幸せにするなら、僕は彼のベストを願うよ。僕は彼が(チェルシーに)留まることを願っているけどね」と自身の思いを明かしている。
レアル移籍報道が過熱するアザールは、一体どんな決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)