バルサFWデンベレ、ドイツ時代の住居が“ごみ屋敷化” 裁判所は125万円の支払い命令
若きフランス代表FWの移籍は“立つ鳥跡を濁さず”とはならず ドイツ時代の家主が告訴
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、加入2シーズン目の今季にいよいよ潜在能力を発揮しつつある。その一方で、ピッチ外でのマイペースぶりは相変わらずで、今回はドルトムント時代の借家が“ごみ屋敷化”していてるという。そして、家主から2万1000ユーロ(約263万円)の損害賠償の請求訴訟を起こされたと、ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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デンベレは2017年夏にドルトムントからバルセロナに移籍。当時21歳の新鋭は1億500万ユーロ(現在のレートで約131億円)という高額な移籍金での入団となり、周囲からの期待を受けてドイツから旅立った。しかし、“立つ鳥跡を濁さず”とはならなかったようだ。
デンベレがドルトムント時代に住居としていた借家が“ごみ屋敷化”。家主が損害賠償の裁判を起こしていたのだった。記事によれば、家主のゲルト・ヴェイセンベルク氏は「家はごみ箱状態だった」と話している。
「家はすべてが散らかっていました。どの部屋もです。私が初めて家に入った時、ショックを受けました。かつては両親の家だったので、本当にがっかりしました」
さらに裁判での証言でヴェイセンベルク氏は、特に「トイレがひどい状態だった」ことや「庭にごみが散乱していた」ことを訴えていて、「彼はごみの捨て方さえ知らなかった」と告げていた。
当時の雑然とした状況を振り返ったヴェイセンベルク氏は、訴訟を起こした当初は未払い分の滞納家賃や管理費に損害賠償を加え、2万1000ユーロ(約263万円)ほどの額を請求したという。そして、裁判所からは和解が提案され、デンベレに1万ユーロ(約125万円)の支払いが命じられている。
デンベレの担当弁護士は7000ユーロ(約88万円)までの引き下げを要求するようで、「それは長い道のりだ」とコメント。とはいえ、今回の和解提案にはある程度の手応えを感じていて、「今回は十分な根拠を得ることができた」と話している。しかしながら、この問題が解決するにはもう少し時間がかかりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)