川崎、ACL蔚山現代戦の終了間際…痛恨失点で0-1敗戦 主将DF谷口も負傷交代で暗雲
川崎がボール保持率を高めるもゴールには至らず、終了間際に被弾
川崎フロンターレは10日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節で敵地に乗り込み蔚山現代(韓国)と対戦。川崎がボールを保持する試合展開に持ち込んだが、試合終了間際にまさかの失点を喫して0-1で敗れた
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立ち上がりからペースを握った川崎は右サイドバックのDFマギーニョが積極的に攻撃参加。前半10分を前後してマギーニョやMF長谷川竜也、FWレアンドロ・ダミアンが立て続けにシュートを放つもののゴールには至らない。
その後もボール保持率を高めて攻め込んだ川崎だったが、時間の経過とともに蔚山のカウンターが川崎ゴールに迫る場面が出始め、前半30分を前にアクシデント。相手のカウンターに対して遅れ気味に対応してギリギリのシュートブロックをした主将のDF谷口彰悟が左膝を痛めてプレー続行不可能となり、DF奈良竜樹との交代で退くことになってしまった。川崎はゴールチャンスを生かせずに前半を0-0で終えた。
後半に入ると、序盤こそ蔚山にペースを握られたものの15分過ぎからは再び川崎ペースになった。しかし、ゴールにこそ迫るものの明確な決定機と言えるほどの場面を作り出すことはできずに時間が経過。鬼木達監督は同25分過ぎにDF車屋紳太郎に代えてDF登里享平を入れて左サイドの活性化を図った。
しかし、最後まで崩し切った形を作って決勝点を奪うには至らず。逆に後半45分、右サイドからのクロスに中の選手たちの足が止まっていたところ、GKチョン・ソンリョンの目前のニアサイドでFWキム・スアンに合わせられて失点。これが決勝点になって0-1で敗れた。この結果、前半3試合を終えて蔚山が勝ち点7、上海上港(中国)が勝ち点4、川崎が勝ち点3、シドニーFC(オーストラリア)が勝ち点2という状況で折り返しを迎えた。川崎にとっては、谷口も負傷交代と今後に暗雲が立ち込めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)