CL優勝候補のバルセロナとユベントス、対戦の可能性は決勝に

　今季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）もベスト8が揃い、現地時間10日にバルセロナはマンチェスター・ユナイテッド、ユベントスはアヤックスとの対戦を控えている。海外メディア「Sport Keeda」は英紙「ザ・サン」を引用し、「ファイナルでのC・ロナウドとメッシの顔合わせを期待」と見出しを打って報じている。

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　ユナイテッドと対戦するバルセロナ、アヤックスと対戦するユベントスは互いに反対の山に配置されたことから、対決が実現する場合は決勝となる。マンチェスター・シティやリバプールなどの強豪も残っているなか、バルセロナ対ユベントスの決勝カードが実現する可能性として十分にある。

　バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今季CLで8ゴールと得点ランキング1位タイの成績を残している。一方、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは4ゴールにとどまっているものの、ベスト16のアトレチコ・マドリード戦では3発とハットトリックを達成し、チームを劇的な逆転突破に導いた。

　昨季限りでレアル・マドリードを退団したロナウドがスペインを去り、国内のリーグ戦やカップ戦でメッシとロナウドの二大巨頭がピッチで顔を合わせる機会がなくなったものの、今季のCL決勝で再び相まみえるか注目が集まっている。

　記事では、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏はバルセロナとユベントスが勝ち上がってくる可能性が高いことを指摘しており、現代サッカー界でも最も偉大なフットボーラー2人が決勝で対面するべきと主張している。

　ロナウドは昨季まで在籍したレアルで前人未到のCL3連覇を達成しており、個人では4連覇を目指すことになる一方、メッシは久しく掲げていない欧州のトロフィーに並々ならぬ闘志を燃やしているに違いない。運命は、全世界が注目する最大のライバル同士を決勝の舞台で引き合わせることになるのだろうか。

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