インテル戦で決定機2度外した本田にワーストタイ評価 「何やっているんだ、ホンダ!」

イタリアメディアが5点の採点 「メディア男」の屈辱的命名も

 21日の親善試合ベルルスコーニ杯で実現したミラノダービーで、日本代表FW本田圭佑(ミラン)とDF長友佑都(インテル)が共にスタメン出場し、日本人対決が実現した。試合はインテルに1-0で敗れた。試合後、ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」では、選手の採点を公開。決定機を2つ外した本田はチームワーストタイの評価で酷評されている。

 本田は左ウイングで80分間のプレー。前半はミラン全体が低調でボールにあまり触れなかったが、後半には11分と21分に立て続けに2つの決定機を迎えた。しかし、どちらもインテルGKファン・パブロ・カリーソに阻まれてしまった。特に、DFイニャツィオ・アバーテのクロスにゴール前でフリーで合わせながらGKにぶつけてしまった2つ目のシーンが痛恨だった。

「5点。積極的でないメディア男だが、今夜は影響を与えることはない。同点ゴールのチャンスを逃した」

 4日のナポリ戦後に、日本人報道陣を通じて、クラブ批判を展開した背番号「10」はイタリア地元紙から「日本人メディア向けの露出係」と酷評されたばかりだったが、ここでは屈辱の「メディア男」と新たに命名された。そして、パフォーマンスに関しても厳しい評価となっている。また、試合を全体的に見た時にボールに絡む場面が少なかったことも低評価につながったようだ。同サイトのテキスト速報でも、半21分に逸したチャンスは大きく取り上げられた。

「何をやっているんだ!ホンダ!右からアバーテがタップインするだけのクロスをホンダに。ゴールからすぐのところだ。だが、この日本人は決められずに、こぼれ球もゴールできない」

 同点のチャンスを逃してしまった一連のシュートミスは失態と報じられている。

 

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