日本代表DF西大伍が受けた衝撃 「対戦して印象に残ったSB」と“なりたい選手”は?

「対戦したなかで印象に残っているSB」に西が挙げたのは、2016年クラブW杯で対戦したレアルのDFマルセロだという【写真:Getty Images】
「対戦したなかで印象に残っているSB」に西が挙げたのは、2016年クラブW杯で対戦したレアルのDFマルセロだという【写真:Getty Images】

「アンドレス+西大伍になったら最高。僕は自分の将来を信じている」

 現在は神戸で元スペイン代表FWダビド・ビジャ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの“VIPトリオ”と日々練習しているが、名門バルセロナで黄金時代を築いたテクニシャンのイニエスタを、プレーするうえで参考にしていると語る。

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「今だったらアンドレスですね。技術はとにかく凄い。日本人は彼を見てサッカーをすべきだなと思います。相手を見ながらプレーできるし、見ている時間も長く、見ている数も多いうえに、いるポジションとボールを置く位置、緩急があるから取れない。ポジションは違いますが、参考になる部分が多いです」

 西に「理想のプレーヤー像」を問うと、静かに笑みを浮かべて、「とりあえずアンドレスになりたいです」と心の内に秘める“野望”を明かした。

「吸収できるものはして、あのレベルに1年で行きたいと思います。アンドレスになれたら、僕はアンドレスより(3歳)若いし、僕のほうができることもあるので、アンドレス+西大伍になったら最高ですよね。僕は自分の将来を信じています」

 40歳まで現役を続けると決めて、プロになったという西。まだ31歳。無限の可能性を信じて今日も全力で走り続ける。

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