日本代表DF西大伍が受けた衝撃 「対戦して印象に残ったSB」と“なりたい選手”は?
レアルDFマルセロは「体感したことのないタイミング、テンポが多かった」
ヴィッセル神戸のDF西大伍は、言わずと知れたJリーグ屈指のサイドバック(SB)だ。鹿島アントラーズでリーグ優勝を含む5つのタイトルを獲得し、2年連続でJリーグベストイレブンに選出。今年3月には日本代表にも復帰した。スペインの名門レアル・マドリードとの対戦経験を持ち、現在は神戸でワールドカップ(W杯)優勝の味を知る“VIPトリオ”と研鑽を積む男が、「印象に残っているSB」と「目指すプレーヤー像」とは――。
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小学2年生で本格的にサッカーを始めた西は、当初はトップ下など攻撃的なポジションでプレーしていた。北海道コンサドーレ札幌時代はボランチやサイドハーフで起用されるなか、2010年に期限付き移籍したアルビレックス新潟で右SBにコンバート。翌年からは常勝軍団・鹿島の不動のレギュラーとして、数々のタイトル獲得に貢献した。
さまざまなポジションを経験してきたこともあり、西のプレーはSBという枠に収まらない。2014年にはコーナーキックに後方から走り込んで豪快なダイレクトボレーを決め、Jリーグ年間最優秀ゴールに選出。試合中に何げなく見せる、足に吸い付くような“セクシートラップ”は何度も話題を集めてきた。
そんな西が「対戦したなかで印象に残っているSB」に挙げたのが、レアルのDFマルセロだ。ブラジル代表レフティーもSBの枠を超え、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)と比較されるほどの足技を備えた選手。鹿島時代の2016年クラブW杯決勝(2-4)と、18年クラブW杯準決勝(1-3)でマッチアップしているが、経験豊富な西も衝撃を受けたという。
「マルセロは体感したことのないタイミング、テンポが多かった。(自分は)そんなに人を上手いと思わないタイプなんですけど(笑)、彼は足もとのテクニックを含めた技術すべてが上手いですね。もし(自分を)レアルに入れてくれるなら、1年であのレベルになりたいとは思います」
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