韓国FWソン・フンミン、CLでもトットナム“新ホーム第1号弾” 「本当に特別なこと」
CL8強マンCとの第1戦で値千金の決勝弾 リーグ戦に続き新本拠地の初ゴールを記録
この男がまたも歴史に名を残した。トットナムの韓国代表FWソン・フンミンが、現地時間9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝マンチェスター・シティ戦の第1戦(1-0)で決勝点を挙げた。オープンしたばかりの新本拠地、トットナム・ホットスパー・スタジアムでチームのプレミアリーグ第1号ゴールを決めていたストライカーが、CLでも記念すべき最初のゴールをマークした。
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準々決勝で唯一の同国対決となったイングランド勢同士によるこの一戦。リーグ戦8連勝中で首位を走るシティに対して、4位トットナムは同期間に3勝1分4敗という低空飛行で、ここ最近のチーム状態には雲泥の差があった。
それでもホームで負けられないトットナムが意地を見せた。0-0のまま迎えた後半33分、ペナルティーエリア内右でパスを受けたソン・フンミンはエンドラインを割りそうになったボールをなんとかキープして体勢を整えると、左足に持ち替えてから体を捻りながらシュート。これがGKエデルソンの脇を抜いてゴールネットに突き刺さった。
前半13分に迎えたPKのピンチは、トットナム守護神のフランス代表GKウーゴ・ロリスがアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロのキックをセーブ。粘り強い守備を見せたトットナムがシティに完封勝利を収め、第2戦につなげた。
決勝点をマークしたソン・フンミンは、3日のプレミアリーグ第31節クリスタル・パレス戦(2-0)で新スタジアムの第1号ゴールをマークしていたが、この新スタジアムでのCL第1号ゴールも決めた選手としてクラブの歴史に名を残した。試合後のUEFA公式サイトのインタビューでは、「本当にスペシャル(特別)なこと」と誇らしげに語ってる。それでも「最も重要なのは僕らが(リーグ戦と合わせて)2連勝したことと、クリーンシートを達成できたこと」と、謙虚にチームの勝利が最優先であると語った。
「チャンピオンズリーグはホーム・アンド・アウェーの2試合ある。決して簡単ではなく、まだ何も終わっていない。次は今日よりもさらに準備し、ファイトしなければいけない。何をすべきか理解し、やるべきことをしっかりと果たさなければならない」
トットナムのキーマンとなった韓国代表FWは、すでに17日の第2戦に向けて気持ちを切り替えていた。
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