モウリーニョ監督が14歳少年を突き飛ばす? 疑惑の動画がネット上で拡散

不振のチェルシー指揮官 無断撮影に腹を立てたか

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、ロンドン市内で14歳の少年を背後から突き飛ばした疑惑が浮上している。英地元紙「サン」などが一斉に報じている。

 “スペシャル・ワン”のトラブルは18日、ロンドン市内のナイトブリッジのスローンストリートで起きたという。インターネット上に拡散している動画では、モウリーニョ監督が通りがかった14歳の少年オットー君に携帯電話で撮影されていることに気づくと、険しい表情で歩み寄ってきた。その後、カメラが突然揺れて、再び不安そうな表情をした少年の顔が映るという内容だった。

 動画ではカメラが急に揺れたため、チェルシーファンの少年と指揮官の間で何が起きたのか明確に分からないが、この時、モウリーニョ監督はとんでもない行動に出ていたという。

 複数の友人と自転車に乗っている時に、大好きなチームの監督を目撃したため、すぐに撮影を始めたというオットー君は、衝撃の証言をしている。

「ジョゼは最高の対応してくれると思っていた。僕はチェルシーを人生でずっとサポートしてきたし、彼を撮影したかっただけで、一言も声をかけなかった。でも彼は、僕のいる方向に歩いてきて、そして押したんだ。僕はよろめいて、自転車から転落しそうになった。彼は何か言っていたけど、英語なのか何語なのかわからなかった」

 無断で撮影されたことが、よほど腹に据えかねたのだろうか。しかし突然の暴力行為に、チェルシーサポーターであるオットー君も、愛するチームの指揮官に見舞われた一撃に不快感を示している。

 

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