なでしこ主将熊谷、サイドの“綻び”に危機感 「自分たちにはまだ耐える力が足りない」

「自分たちが失点する時はだいたいサイドからやられている」と反省

 主将の熊谷は試合後、「前半は自分たちの狙った守備ができているところがあって、相手の攻撃をはめることもできていたシーンがあるなか、相手のミスですけど先制できた」とフランス戦から守備の修正ができた点に一定の手ごたえを示した。しかし一方で、ドイツが攻撃のギアを上げた時に押し込まれてゴールを割られており、「相手が(ボールを)取りに来て攻撃に人数をかけてきた時に、自分たちはまだまだ耐える力が足りないと痛感した。せっかく取れた2点も、結果を見たら2-2と勝ち切れていない」と反省の弁を述べた。

 ドイツ戦ではフランス戦に続いてサイドを崩されて失点しており、「もっともっと修正しないといけない」と危機感を滲ませている。

「フランス戦もですけど、自分たちが失点する時はだいたいサイドからやられている。(本大会ではなく)今で良かったなと言うところも含めて、この反省点をチーム全員で話し合いながら次につなげていきたい。2カ月後に(W杯の)ピッチで修正したところを表現したい」

 フランス、ドイツと対戦した経験を力に変え、なでしこジャパンはフランスW杯に向かう。

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