リバプールDFファン・ダイク、優勝争いライバルのシティからスターリングに投票

　リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、今シーズンのプレミアリーグ年間最優秀選手賞の投票について言及。優勝争いを繰り広げるライバルチームのマンチェスター・シティから、イングランド代表FWラヒーム・スターリングを選んで票を投じたことを明かした。英公共放送「BBC」が伝えている。

　PFA（プロフットボール選手協会）が主催するプレミアリーグの年間最優秀選手賞は、加盟する選手たちの投票によって選ばれる。リーグ戦も残りわずかとなり各選手が票を投じるなか、ファン・ダイクが首位を争っているシティのスターリングを選んだと明かして話題となっている。

「私が思ったとおりにやっただけで、彼にはその価値があると思う。彼は素晴らしいシーズンを過ごしている。ベルナルド・シウバにも投票しようかと思ったし、他のシティの数選手も候補だった。ただ正直に話をしているだけだよ。スターリングは選手として大きく成長を遂げているように感じる。彼が受賞するかどうかは、そのうち分かることだね」

　同じチームに所属するチームメートへの投票は禁じられているとはいえ、ライバルチームのキープレーヤーに素直に投票するには勇気が必要だろう。それでもファン・ダイクはスターリングへの投票を明かし、その成長を素直に称えていた。

　今回、スターリングへの投票を明言したファン・ダイクも年間最優秀賞の候補選手であり、最有力候補選手とも目されている。PFA年間最優秀選手賞の発表は、現地時間4月28日を予定している。

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