本田、長友とも出場濃厚な”親善試合”のミラノダービー 不本意な再会に?

長友も本職ではない左MFでの出場が有力

 一方で、ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」では、同じメンバーながら4-3-1-2システムのトップ下に本田が入ると予想している。試合開始後にどのようなシステム、ポジションに配置されているかによって、本田のミランにおける現在地がわかるのかもしれない。

 対するインテル長友は、4-4-2システムの左の攻撃的MFでの出場が予想される。最近のゲームでは、右サイドバックはダヴィデ・サントン、左はファン・ジェズスもしくはアレックス・テレスが務めていた。そしてこのゲームでは、右にマルティン・モントーヤ、左にダニーロ・ダンブロージオが入ると予想されている。そして、左右両サイドでプレーできる長友だが、素直に受け取ればサイドバック全体での序列は6番目ということだろう。もちろん、そのサイドバックのメンバーの中で、攻撃的な能力が最も高いのが長友だということが考慮された可能性は高い。

 ミラノダービーにおける日本人対決という楽しみな一戦ではあるが、あくまでもミッドウィークの親善試合。双方が置かれた立場を考えれば、ピッチ上での再会を楽しんでいる余裕はないのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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