神戸イニエスタの“十八番”も選出 「トッププレーヤーの得意技11選」を英メディア特集
メッシのループシュート、ロッベンのカットインとともに“ラ・クロケッタ”がランクイン
サッカーのテクニックにはさまざまな種類があり、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が現役時代に見せていた“マルセイユ・ルーレット”などはその代表格だろう。最高峰のテクニシャンは“シグネチャームーブ”(代表格の動き)を持っていることも多いが、英メディア「Squawka」は「トッププレーヤー11人と得意技」と題して特集。世界中で知られる極上のテクニックを紹介し、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの“技”も含まれている。
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記事では、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(バイエルン)のカットインからのシュートや、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)のバックヒールコントロール、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのループシュートなどスター選手による説明不要のスキルから、“ボラシエ・フリック”(タッチライン際での“マルセイユ・ルーレット”の応用技)のように名称には馴染みがなくとも、スキル自体は目にする機会も少なくないものまで、幅広く取り上げられている。
他にも元ポルトガル代表FWリカルド・クアレスマの“トリベーラ”(アウトサイドでのシュート、クロス)やセルティックで元日本代表MF中村俊輔(現ジュビロ磐田)と同僚だったアイルランド代表FWエイデン・マクギーディ(現サンダーランド)の“マクギーディ・ターン”(軸足のアウトサイドを使った180度ターン)など数々の極上スキルのなかで、最後に紹介されたのがヴィッセル神戸のMFイニエスタの“ラ・クロケッタ”だ。
日本では“ダブルタッチ”として知られるスキルは、イニエスタにとって「十八番」とも言えるもの。バルセロナ時代から“ラ・クロケッタ”を駆使して様々な難局を解決してきたイニエスタについて、記事では「素晴らしいスキルを持った職人」と評して、次のようにスキルの解説を添えている。
「イニエスタは“ラ・クロケッタ”で相手を欺きながら、ピッチで自由を謳歌する。ボールを鋭く足からもう一方の足へと動かし、彼のためのスペースを作り出している」
世界中から称えられる名手の“ラ・クロケッタ”を日本で見られるのは、まさに幸運と呼ぶべきなのだろう。
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