香川は「ヒーローだった」 元ドルトムント同僚がリーグ優勝当時を絶賛「楽しいヤツ」
ドルトムント加入1年目、シャルケとのダービーで2得点を挙げるなど鮮烈な活躍を披露
ユルゲン・クロップ監督時代のドルトムントでリーグ連覇を経験した元ドイツ代表DFパトリック・オボモイエラ氏が、かつてのチームメートである日本代表MF香川真司(現ベシクタシュ)との思い出を振り返り、「彼は偉大な選手で、一緒にいて面白いヤツだったよ」と語った。英メディア「Sportkeeda」が伝えている。
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ドレッドヘアーがトレードマークだったオボモイエラ氏はブレーメンでブレークした後、2008年にドルトムントへ加入。それから2013年まで5シーズンにわたって活躍した。2010-11、11-12シーズンのブンデスリーガ2連覇も経験した。
今季のドルトムントはその12年以来のリーグ制覇に向けて、バイエルンと熾烈な優勝争いを繰り広げているが、オボモイエラ氏は10-11シーズンのリーグ優勝当時の同僚選手の印象についてインタビューで語った。そのなかで名前が挙がっている1人が、香川だ。
「真司は2011年のタイトル獲得を助けてくれた。彼はニューフェイスだったけど、僕らのヒーローだった」
香川はセレッソ大阪から加入し、即レギュラーに定着。そして、シャルケとのダービーで2得点をマークするなど1年目から強烈なインパクトを残した。アジアカップでの負傷でシーズン後半戦を欠場したが、18試合8得点という成績を残した。
「彼はどんなニューカマーにとっても語り草となるようなダービーで2得点を決めた。彼はドイツ語を喋れなかったけど、ジョークを言ったりして、チームに上手く溶け込もうとしていた。彼は偉大な選手で、一緒にいるのが楽しいヤツだったよ」
オボモイエラ氏はピッチ上でのプレーはもちろん、チームの輪にもすんなり溶け込んだ香川の人間性にも好感を抱いていたという。瞬く間に現地ファンから絶大な支持を受けた“背番号23”を絶賛していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)