ブラジル19歳逸材、ゲーム彷彿の“回転式ドリブル&ループ弾”で話題 「まさに傑作」
今季新加入のクーニャが相手2人を翻弄する華麗なテクニックでダメ押しの4点目を記録
ドイツ1部RBライプツィヒは現地時間6日のブンデスリーガ第28節でレバークーゼンを4-2で破り、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位をキープした。敵地でリードを許すなかで鮮やかな逆転勝利となったが、最後を締めくくった19歳FWの華麗な回転式ドリブル&ループ弾に「まさに傑作」「ゲームのようなスキル」と称賛の嵐となっている。
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ライプツィヒは前半11分にPKで先制されるも、すぐさまオーストリア代表MFマルセル・ザビツァーが同点ゴールをマーク。同23分に再びリードを許したが、後半にゴールラッシュを見せた。
後半19分、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの一撃で同点に追いつくと、同26分にスウェーデン代表FWエミル・フォルスベリがPKを決めて逆転。3-2とリードして迎えた後半38分だった。
ライプツィヒは左サイドでパスをつなぎ、ヴェルナーの縦パスに途中出場のブラジル人FWマテウス・クーニャが反応。ペナルティーアーク左でボールに追いついたが、左右をレバークーゼンの選手2人にはさまれていた。すると、今季新加入の19歳は右足裏でボールをコントロールし、反転しながら左足ヒールでゴール前にボールを弾いて相手を置き去りに。さらに、飛び出してきたGKの動きを見極め、冷静に右足でループシュートを決めてみせた。
スペイン紙「マルカ」は「ブンデスリーガのベストゴール? 19歳のブラジル人の宝石がマジックルーレット&ループ弾」と見出しを打ち、「マテウス・クーニャの世界を沸かすスーパーゴール」と動画付きで紹介。衛星放送「ビーイン・スポーツ」公式ツイッターは「まさに傑作」と称え、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」も「19歳マテウス・クーニャがFIFAゲームのようなスキルを披露」と報じた。
スイス1部シオンから移籍した今季は、途中出場が大半ながら21試合に出場して2ゴールを記録。U-20ブラジル代表にも名を連ねており、将来が嘱望される逸材だ。