「どうやって入った?」 “5秒遅れの珍PK弾”…世界に衝撃拡大「人々を驚愕させた」

メキシコで生まれた珍プレーが話題沸騰中だ(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
メキシコで生まれた珍プレーが話題沸騰中だ(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

グアダラハラ対BUAPのU-17の一戦で生まれた珍プレーが話題沸騰

 メキシコで生まれた“5秒遅れのPK弾”の反響が止まらない。強烈なシュートがクロスバーを直撃し、宙高くに舞い上がったボールが落下すると同時にネットに吸い込まれるという、数秒遅れの珍ゴールに、海外メディアも「どうやって入った?」「予想外の出来事が起きた」と続々と報じている。

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 メキシコで7日に行われたCDグアダラハラ対ロボス・デ・ラ・BUAPのU-17の一戦は、ホームのグアダラハラが前半だけで4-0とリードを奪い、後半もゴールを重ねて6-1とBUAPを圧倒した。90分の戦いはこのまま終了したが、試合後にはスコアに関係なくPK戦を実施し、珍シーンが生まれている。

 先行のBUAPが成功させたなか、グアダラハラはディエゴ・カンピージョが1人目として登場。相手GKが両手を広げてプレッシャーをかけるなか、カンピージョが右足を振り抜く。しかし、ボールが思ったよりも上に飛び、クロスバーを直撃した。

 PK失敗かと思われた次の瞬間、クロスバーを叩いて宙高くに舞い上がったボールが地面に落下。強烈なバックスピンがかかり、ボールはそのままゴール内に吸い込まれた。相手GKは外れたと思ったのか、焦ることなくボールを静かに眺めるのみで、ゴールと判定されて驚いたように両手を広げて抗議している。

 グアダラハラの公式ツイッターでは、5秒遅れの珍PK弾の映像を公開。地元メキシコメディア「La Silla Rota」は「どうやって入った?」と見出しを打ち、「シュートはバーを叩いたがネットを揺らし、珍しい瞬間を目撃した人々を驚愕させた」と報じた。

 また、メキシコ紙「El Manana」は「予想外の出来事が起きた。ボールがバーを直撃し、キッカーは外れたと思って後ろを振り向いた。しかし、味方GKはゴールになったのを直視し、腕を上げて祝福。キッカーにゴールを知らせた」と言及。スポーツ専門局「ESPN」メキシコ版も、「GKはどうやってボールが吸い込まれたのか目撃した」と伝えている。

 滅多に見られない珍プレーは、世界で話題を呼んでいる。

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