46億円男は「ペルーの笛吹き」? オランダ知将が栄光の7番の態度を批判

マンUで苦戦のデパイに「矯正が必要」

 マンチェスター・ユナイテッドに今季加入したオランダ代表FWメンフィス・デパイが、アヤックスなどを率いたコー・アドリアーンセ元監督から素行不良を批判されている。オランダのテレビ局「スタジオ・フットボール」で語ったもの。

 デパイは今季開幕前に、オランダ代表前監督だったルイス・ファン・ハール監督との師弟関係から、ユナイテッドへの移籍を選択。2500万ポンド(約46億円)もの移籍金により鳴り物入りで加入したが、今季のリーグ戦では8試合1得点。19歳の神童、フランス代表FWアンソニー・マルシアルの後塵を拝す格好で、前節エバートン戦では出番が訪れなかった。

「彼には矯正が必要だ。フットボールチームの一員であることを理解しなければいけない。100メートル走のウサイン・ボルトのような個人競技ではないんだ。彼は(オランダ代表宿舎に)”ペルーの笛吹き”のような格好で現れた。もしも若手で、特段何も成し遂げていないなら、あんな格好で移動のバスに乗り込んではいけない。クリスティアーノ・ロナウドは飾り立てているが、少なくとも彼は実力を証明している」

 2004年のAZ時代にオランダ最優秀監督に、06年にポルトを率いていた際にはポルトガル最優秀監督に選出されたアドリアーンセ元監督は、厳しい言葉をデパイに浴びせかけた。ユナイテッド伝統の「7番」を背負うオランダ期待の星だが、代表でもユナイテッドでもまだ実績不足だと指摘する。

デパイの謎の笛吹きスタイルを紹介するFOXサッカー。写真はスクリーンショットです

 

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