来季CL出場に黄信号のミラン、補強費400億円用意でポチェッティーノ監督招聘へ?
トットナムからの“引き抜き”で活性化を狙うも、本人のファーストチョイスは残留か
ACミランは現地時間6日、セリエA第31節ユベントス戦に1-2の逆転負けを喫し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内である4位以内から転落する可能性が出てきている。そんななか、ミランは来季に向けてトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の招聘を画策。補強予算として3億ポンド(約437億円)を用意するなど、指揮官就任に誘う準備を始めているようだ。英紙「ミラー」が報じた。
再びポチェッティーノ監督の周りが騒がしくなってきた。アルゼンチン人指揮官に目をつけていたとされるレアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドは、ジネディーヌ・ジダン監督とオレ・グンナー・スールシャール監督に来季の指揮を任すことを決定。両クラブからの関心が薄れたことで、ポチェッティーノ監督の移籍話はなくなったかに思われた。
しかし、このタイミングで大胆な動きを見せようとしているのがミランだ。今年クラブに加わり、かつてアーセナルの最高責任者(CEO)だったイバン・カジディス氏は、クラブにトロフィーをもたらすために呼ばれたなか、何もせずに静かにしているようなタイプではない。現在の指揮官であるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が来シーズンのCL出場権を獲得できるかわからないなかで、クラブはシーズンの終わりを迎える前に動こうとしているようだ。
ポチェッティーノ監督を招聘してクラブを活性化させようとしているミランは、来夏の移籍市場に向けて補強予算として3億ポンドを準備することを考えており、これが現実となるならばチャンスがないわけではないだろう。
とはいえ、「トットナムで最先端のスタジアムを得ているポチェッティーノ監督は、クラブが相応の補強予算を約束すればミランからのオファーを断ることになるだろう」とも伝えられている。
多くのクラブから関心を持たれているポチェッティーノ監督だが、ファーストチョイスが残留であることは間違いない。指揮官を満足させる提示をトットナムは示すことができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)