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バルサが獲得目指す、ファン・ペルシーと5人のヤングスター
補強解禁に向けて動向追うオランダ人選手
FIFAから下された処分が2016年1月に解禁となるバルセロナは、特にオランダ方面からの補強に積極的なようだ。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」によれば、バルサはUEFAヨーロッパリーグのグループステージ第3節フェネルバフチェ対アヤックスの一戦にスタッフを派遣。獲得に興味と報じられたオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーや、アヤックスに所属する5人のヤングスターをチェックしたと見られている。
リポートによれば、バルセロナの補強を担当するロベルト・フェルナンデスディレクターが、イスタンブール入りし、主にファン・ペルシーの状態を確認することになるいう。ファン・ペルシーはこのところベンチスタートが多くなり、トルコでは「幸せでない」というコメントも残していた。
リオネル・メッシら負傷者が相次ぐバルサは、苦境のストライカーに救いの手を差し伸べるのか。欧州選手権予選を戦ったオランダ代表の試合も視察に訪れていたという報道もあり、主要ターゲットの一人であることは間違いなさそうだ。32歳と高齢だが、実績は十分で獲得に必要なコストも350万ユーロ(約4億7250万円)と比較的安く抑えられる。
また、この偵察ではベテランストライカーだけでなく、ヤングスターの発掘にも視線が注がれることになるようだ。オランダ代表の試合でもチェック済みだという19歳のDFヤイロ・リーデヴァルト、MFリーシェトリー・バズール、20歳のFWアンワル・エル・ガジという若手の代表3戦士に加え、22歳でアヤックスの10番を背負い、オランダ代表経験もあるMFデイビィ・クラーセン、ロベルト・レバンドフスキとも比較される21歳のポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクという5人の若手の動向もチェックすると報じられている。
UEFAのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触する恐れがあるとして、この冬の補強費はわずか1000万ユーロ(13億円)に制限されるというバルセロナ。若手、あるいはベテラン選手をメインターゲットに置いているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images