ユーベとミランの名門対決で“ハンド疑惑”が物議 イタリア審判委員会が誤審認め謝罪へ
ユーベDFサンドロが腕でブロックも… VARで映像確認の末にノーファール判定
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イタリア・セリエAの名門対決、現地時間6日のユベントス対ACミランの一戦はユベントスが2-1の勝利を収めた。そのなかで物議を醸したのが、ユベントスのブラジル代表DFアレックス・サンドロのハンドをビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の映像確認の末にノーファウルとしたシーンだ。衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、イタリア審判委員会が誤審を認めて謝罪すると報じている。
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前半34分、ミランは右サイドを突破したトルコ代表MFハカン・チャルハノールが中央へライナー性のクロスを供給。そこにスライディングでブロックに入ったサンドロは、右腕でボールを弾いてしまった。試合の流れのなかではコーナーキックの判定となったが、VARからの進言で映像確認が行われた。
映像では、サンドロの腕でブロックされたボールと、その腕が体から離れてボールに当たる面積を広げる行為が確認されているにも関わらず、主審はノーファウルを宣告。この後、ミランはポーランド代表FWクリストフ・ピオンテクのゴールで先制するも、最終的に1-2と敗れており、試合の行方に影響を与えた感は否めない。
同局は、イタリア審判委員会のマルチェロ・ニッキ会長と、元国際主審でワールドカップ決勝の主審も務めて現在は同委員会のディレクターを務めるニコラ・リッツォーリ氏が、ミランのオフィスを訪れるアポイントを取ったと言及。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とスポーツ・ディレクターのレオナルド氏と面会したうえで、謝罪すると報じた。
ユベントスは勝利し、翌日に2位ナポリが引き分けたため、残り7試合となったリーグ戦でユベントスの全敗とナポリの全勝とならない限り8連覇が決まる。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を激しく争うミランにとっては、ここで勝ち点を落としたことが大きな影響を与える可能性も十分にありそうだ。