アーセナルMFエジル、相手監督にコート投げつけ波紋 ファンも反応「最も危険な瞬間」
エバートン戦で両監督が口論 途中交代していたエジルがベンチからコート投げつけ行為
アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルは、現地時間7日に行われたリーグ第32節エバートン戦(0-1)で相手指揮官のマルコ・シウバ監督を目掛け、ベンチからジャケットを投げつけたなか、この行為が波紋を呼んでいる。英紙「デイリー・メール」などが報じた。
事の発端となったのは、アーセナルのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィとエバートンのイングランドU-21代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィンとの接触プレーだ。後半37分、左サイドのタッチライン際でボールを追うキャルバート=ルーウィンに対し、やや遅れたタイミングでムスタフィがタックルを仕掛け、ピッチの外へ弾き出す格好となった。
ムスタフィにはイエローカードが提示された。このプレーでエバートンのシウバ監督は激昂し、退場にすべきだと猛抗議。タッチライン際でアーセナルのウナイ・エメリ監督とも口論することになった。
この場面で、後半29分に途中交代していたエジルが、ベンチからシウバ監督に向かってベンチコートを投げつける行為に出て、コートは言い争う両指揮官の足元に落ちた。0-1で劣勢だったことや、インパクトを残せないまま途中交代したフラストレーションが溜まっていたのかもしれない。
英紙「デイリー・メール」は「メスト・エジルがシュコドラン・ムスタフィのドミニク・キャルバート=ルーウィンへのタックルの後に起きた監督同士の言い争いの際に、エバートンのマルコ・シウバ目掛けてコートを投げつけた」と報じた。
さらに、その様子を見ていたファンの中には「エジルがマルコ・シウバにコートを投げたのは、今日の試合でアーセナルが最も危険な瞬間だった」「今日、アーセナルの最も攻撃的な動きは、エジルがシウバにコートを投げたことだ」とツイートし、迫力不足に終わったアーセナルの攻撃を揶揄するものもいたようだ。
試合はエバートンが1-0で勝利。敗れた4位アーセナルは勝点63で足踏みし、現地時間8日に試合を控えるチェルシーの試合結果次第で5位に転落する。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて、手痛い一敗となった。
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