シティ、前人未到4冠「ほぼ不可能」? FAカップ決勝進出も…グアルディオラ監督主張

ジェズスが先制点を決め、称えるグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
ジェズスが先制点を決め、称えるグアルディオラ監督【写真:Getty Images】

FAカップ準決勝ブライトン戦で1-0勝利 DFウォーカー負傷を受けて指揮官が持論

 マンチェスター・シティは現地時間6日、FAカップ準決勝でブライトンと対戦し、1-0で勝利を収めたことで決勝進出を果たした。しかし試合後、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、試合中でイングランド代表DFカイル・ウォーカーが負傷したことを受けて、今季4冠は「ほぼ不可能」と主張した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

 シティはFAカップ準決勝でブライトンと対戦。試合開始直後の4分にブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが決めて幸先良く先制すると、その後も試合を支配しながらゲームをコントロール。追加点は奪えなかったが、先制点を守り切って1-0の勝利を収め、FAカップ決勝進出を果たした。

 すでにリーグカップを制し、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも優勝を争えるシティ。FAカップでも決勝に進み、“今季4冠”という偉大な記録を作る可能性も残っている。

 ただ、この試合では右サイドバックのウォーカーが負傷交代。そのことを踏まえて、グアルディオラ監督は「私は君たちに何かを発表するつもりだ。それは4冠を手にすることはほとんど不可能ということだ。ほとんどね」と語り、4冠の難しさを次のように説明している。

「みんな見出しにしてくれ。4冠を手にすることはほぼ不可能だとね。いくつかの大会でここまで生き残っているだけでも、すでに奇跡だ。昨季は勝ち点100を達成したが、彼らが行ったことは信じられないことだった。リバプールやシティでさえも、それを繰り返すことはできない。シーズン後、傲慢になったり、少しばかりでしゃばったり、自分らしさをなくしたりすると思ったことだろう。それでも我々はここにいる。だからこそ、彼らが以前にやったことは信じられないことなんだ」

 また、グアルディオラ監督は「我々は最後まで、あらゆるゲームにトライしていくつもりだ」と語り、可能性がなくなるまで戦と宣言した。前人未到の4冠達成へ――。グアルディオラ監督とシティの挑戦は続く。

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