こんなPKは見たことない? “5秒遅れの珍ゴール”に世界驚愕「彼は自慢できる」
グアダラハラ対BUAPのU-17の試合で生まれた珍プレー、まさかのシーンが海外で話題
サッカーのPKは悲喜こもごものドラマを生む。メキシコで生まれた“5秒遅れのPK”が世界中で大きな反響を呼んでいる。強烈なシュートがクロスバーを直撃し、一度外れたボールが宙高くに舞い上がり、強烈なバックスピンがかかったボールが落下してネットに吸い込まれるのを相手GKが眺めるという珍プレーが発生。海外メディアも反応し、「珍しいPK」「彼は、このPKを自慢できる」と話題となっている。
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注目を集めているのは、メキシコで6日に行われたCDグアダラハラ対ロボス・デ・ラ・BUAPのU-17の一戦だ。試合はホームのグアダラハラが序盤から圧倒し、前半だけで4-0とリード。後半に入っても主導権を握り続け、最終的に6-1とBUAPをまったく寄せ付けなかった。90分の戦いはこのまま終了したが、試合後にはスコアに関係なく義務付けられているPK戦を実施。ここで珍しいワンシーンが生まれた。
グアダラハラの公式ツイッターが公開したのは、自チームの一番手キッカーが登場した場面だ。先手のBUAPが難なく成功させたなか、グアダラハラはディエゴ・カンピージョが1人目のキッカーとしてボールをセット。相手GKがライン上で左右に動きながら両手を大きく広げ、キッカーに対してプレッシャーをかける。カンピージョは一呼吸置いて助走をはじめ、相手GKが横っ飛びしたなか、右足シュートを中央に蹴り込んだ。しかし、ボールが思ったよりも上に飛び、クロスバーを直撃してしまう。
誰もがPK失敗だと思った次の瞬間、クロスバーを叩いて宙に舞い上がったボールが地面に落下。強烈なバックスピンがかかったボールは、地面に触れた次の瞬間、そのままゴール内に吸い込まれてネットを揺らした。外れたと思った相手GKは立ち上がっていたが、ボールを必死に止めることもなく、ボールの行方を静観。ネットを揺らした直後にボールをキャッチしたが、ゴールと判定されると驚いたように両手を広げて抗議した。