チチャリート2発も… 4発打ち合うローマとレバークーゼン、CL史上最多得点ドローに
イタリア代表MFデ・ロッシも2発で反撃、一時逆転も再び同点に
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)1次リーグE組のレバークーゼン対ローマ戦は、互いに4得点を奪い合う壮絶な打ち合いの末、4-4の引き分けに終わった。一時は両チームともに2点のビハインド追う時間帯があるなど、激しく揺れ動いた。この試合は、UEFA公式サイトによれば、大会史上最多スコアでのドロー記録に並んだという。
レバークーゼンは、今季マンチェスター・ユナイテッドから加入したチチャリートの愛称で知られるメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスが前半4分にPKを決めて先制。さらに同19分には前線の守備でボールを奪うと、エルナンデスらしいDFラインの裏への飛び出しから追加点を決め、早々に2点のリードを奪う。
だが、ローマも負けじと、主将のイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが同29分、38分にセットプレーから連続ゴール。前半の内に試合を振り出しに戻すことに成功した。
2-2で後半を迎え、流れをつかんだにはローマ。後半9分、FKの名手として知られるボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチがFKを直接ゴールに突き刺して勝ち越しゴールを奪った。さらに、同28分にはカウンターからコートジボワール代表FWジェルビーニョのアシストでFWイアゴ・ファルケが決めて4-2。試合を決めたかに思えた。
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