モウリーニョ監督が告白した”ぼっちぶり” 「私に力はない。孤独な男なんだ」

切ない言葉を並べる”スペシャル・ワン”

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、フットボール界での”ぼっちぶり”を告白している。地元紙「アイリッシュ・タイムズ」が報じている。
「現在のフットボール界の連中に、自分は属していない。私は違う世界に属している。私に権力はない。力はないんだ。現代フットボール界の孤独な男なんだ」
 “スペシャル・ワン”は寂しげに話している。モウリーニョ監督は度重なる審判批判などで物議を醸している。10月4日のサウサンプトン戦に1-3で敗れた後には、主審を公に批判し、5万ポンド(約920万円)の罰金と1試合のスタジアム入場禁止処分を命じられた。
 これは「一匹オオカミゆえ」と告白している。
「私は自分の仕事をしている。政治家でもPRマンでもない。自分について他の人間がどう思うか関係ない。関係ないね。自分はこういう人間なんだ」
 過激な発言でメディアをにぎわす“スペシャル・ワン”だが、サウサンプトン戦で敗れ、リーグ16位に沈んだ際には解任論も浮上した。「クビにするならクビにしろ!」と自暴自棄な発言も飛び出したが、ここにきて強気一辺倒だったモウリーニョ監督の、珍しく切ない言葉が大きな話題となっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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