5シーズンぶりのオンリーワン バロンドール候補になでしこジャパンから宮間のみ選出
優勝国アメリカから最多3人選出
一方で、10年の同賞創立以来、全ての年度で候補10人にノミネートされていたブラジル代表FWマルタと、アメリカ代表FWアビー・ワンバックがそろって外れた。女子サッカー界では、ドイツやアメリカ、ブラジルなど一部の強豪国が世界大会のタイトルを独占していた時代が終わり、新興国の躍進によりスコア的にも接戦が増えた。世界的にそうした世代交代の波が訪れていることの象徴と言えるのかもしれない。
また、最優秀監督賞では、佐々木則夫監督がノミネートされた。こちらは、今回を含め大きな国際大会がなかった2013年をのぞき6年度中5年度でトップ10入り。女子サッカー界における世界的な名将としての評価を確かなものとしている。こちらも、女子ワールドカップベスト4のうち3ヵ国の監督がノミネートされた。
今後は、11月30日にそれぞれの部門の最終候補3人が発表され、来年1月11日にスイス・チューリヒで行われる授賞式で、本年度のバロンドールが発表される。