アザールのレアル移籍が数日中にも合意か ジダン監督が獲得承認とスペイン紙報道

チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】
チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】

昨夏にはチェルシーが移籍金250億円を要求し成立せず

 レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督体制となりチームの立て直しを図る一方で、来シーズンに向けた補強戦略が着々と進み始めている。かねてより目玉として話題に挙がっていたのが、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールだ。レアルの贔屓紙であるスペイン紙「マルカ」によると、数日中にもアザールのレアル移籍合意が決まると報じている。

 アザールは2012年夏にリールからチェルシーに加入し、7シーズンにわたってチェルシーの主力としてプレーし、これまで2度のプレミアリーグ制覇を経験。今シーズンはマウリツィオ・サッリ監督の下、リーグ戦で14ゴールを挙げるなど安定した成績を残している。また昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)では、得意のドリブル突破でベルギー史上最高となる3位躍進に貢献するなど、ワールドクラスとしてその名をさらに高めた。

 昨夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)を失ったレアルとしては、ビッグネームの獲得はマストとも言えるところだが、昨夏のタイミングでレアルがオファーを出した際はチェルシーが2億ユーロ(約250億円)もの移籍金を要求したため、交渉は成立しなかった。しかし、今夏の移籍市場で再びアタックを仕掛けたようだ。

 同紙の情報によるとジダンは先週、レアルの現在のチーム構成を考慮したうえで、アザールの獲得について承認。指揮官はアザールのスピードと緩急、そして現状でチームに欠けているすべての能力、スキルを買っているという。今回の交渉による移籍金はまだ明らかになっていないが、高額になることは確実だろう。“白い巨人”復権に向けて、アザールはその目玉補強第一弾となりそうだ。

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