古巣レアル戦に挑むディ・マリア 今も忘れぬ「デシマ」の美しき記憶
ゴールを決めても「祝福はしない」
それでも、4年間プレーしたレアルへの愛情を失っていないディ・マリアは、この試合で古巣へ最大限の敬意を払うと明かしている。
「もし、レアル相手に得点したとしても、僕はゴールを祝福することはないだろうね。僕の心にはスペインのクラブで過ごした思い出が、今も心に深く刻まれている。リスボンでCLのトロフィーを勝ち取ったことは絶対に忘れない。いつまでも記憶に残り続ける経験だ」
マンチェスターでは、移籍金の高さに見合うだけのプレーを見せられず、期待を裏切る結果となった。自宅が強盗に入られ、プライベートで精神的苦痛を受けるなど、ピッチ外でも散々な1年となった。フランス王者で汚名返上を誓うレフティーは、「特別な一戦」と位置付けるレアル戦で、どのようなプレーを見せるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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