浦和、0-3敗戦で今季ホーム未勝利継続 横浜FMは新FWジュニオールが2発と大活躍
横浜FMが後半16分に追加点、後半25分にDF広瀬が勝利を決定づける一撃
後半に入ると先にスコアを動かしたのは横浜FMだった。同16分、ゴール前での2回にわたる決定機は西川がファインセーブに遭ったが、こぼれ球をジュニオールが押し込んで2-0とリードを広げた。直後に浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督はMF長澤和輝に代えてMFマルティノスを投入し、反撃の姿勢を見せた。
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それでも横浜FMは同25分、右サイドを深く切り崩してマイナスのボールを送ると、攻撃参加した広瀬がフリーでボールを受けて右足シュートを流し込んでゴール。浦和で活躍した元日本代表MF広瀬治さんを父に持ち、浦和の下部組織で育つもトップ昇格とはならずにJ2水戸ホーリーホックと徳島ヴォルティスを経て、今季に横浜FMに加入した23歳が勝利を決定づけるゴールを奪った。
その後、浦和は中3日でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の全北現代(韓国)戦を控える日程のなかで柏木と興梠を下げ、MF柴戸海とFW杉本健勇を投入。それでも1点が遠く、そのまま横浜FMが3-0で今季3勝目を挙げて勝ち点を11に伸ばした。一方の浦和は、リーグ開幕からホーム3試合を終えて1分2敗と未勝利で苦戦が続いている。