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バイエルン司令塔、ライバル翻弄の“超絶エラシコ”に再脚光 「魔法の瞬間」
ドルトムントとの天王山を控えるバイエルン MFチアゴの華麗なテクニックを紹介
バイエルン・ミュンヘンは現地時間6日にブンデスリーガ第28節でドルトムントとの対戦をホームに控えている。この天王山で勝利を収めれば、ドルトムントを追い抜き勝ち点1差で首位に返り咲くことになる。クラブ公式インスタグラムは過去の直接対決でスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが披露した華麗なテクニックに再脚光を当てている。
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今季のブンデスリーガはバイエルンとドルトムントによる一騎打ちの様相を呈している。シーズン序盤で快進撃を見せていたドルトムントに対し、バイエルンは中盤戦で追い上げを見せ、首位を奪った。しかし、前節でドルトムントがヴォルフスブルクに2-0で勝利した一方で、バイエルンはフライブルクに1-1と引き分けたため、再び首位の座を明け渡すことになっていた。
バイエルンにとっては勝てば首位奪還、負ければ勝ち点5差に離されるため、大きな正念場となる。そんななかバイエルン公式インスタグラムは、2015年4月に行われたDFBポカール準決勝(1-1/PKスコア0-2)の同カードでチアゴが見せた超絶スキルを動画で公開。「デア・クラシカー(バイエルン対ドルトムント)ではスペシャルな瞬間が数多く生まれているが、チアゴが披露した魔法のカケラを取り上げないわけにはいかない」と文章を添え、称賛を送っている。
左サイドでスペイン代表DFフアン・ベルナト(現パリ・サンジェルマン)からパスを受けたチアゴだが、相手守備陣に囲まれてしまう。しかし、ボールを持った瞬間に相手MFヤクブ・ブワシュチコフスキ(現ヴォルフスブルク)と相手DFエリック・ドゥルム(現ハダースフィールド)を鋭いエラシコで翻弄してみせた。
コメント欄では「美しいエラシコ」「見るものを魅了」「キング・チアゴ!」「魔法の瞬間」「ここにはマジシャンがいる」「圧倒的な司令塔」とファンの間でも反響を呼んでいる。ゲームメイクに定評のあるチアゴは、次戦の直接対決でも違いを作ることができるのだろうか。