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アヤックスDFの「悲惨なオウンゴール」に海外騒然 「ユベントス戦前に改善しないと…」
DFタグリアフィコの軽率なバックパスがそのままゴールイン 「いいシュートだ」
オランダの名門アヤックスは、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16で昨季王者レアル・マドリード(スペイン)を大逆転の末に下し、準々決勝に駒を進めた。次のラウンドではユベントス(イタリア)との対戦を控えているが、リーグ戦でのとあるプレーが注目を集めることとなっている。
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レアル撃破で世界に衝撃を与えたアヤックスは、現地時間3月31日のエールディビジ第27節で、PSVとの天王山を迎えた。この試合では後半12分にDFヌサル・マズラウィが退場処分を受けながらも3-1と快勝。リーグ戦の逆転優勝に向けても勢いを増している。
チームが上り調子にあるなか、現地時間4月3日に行われたアウェーでのエメン戦は序盤から相手を圧倒。前半9分にMFドニー・ファン・デ・ベークのゴールで先制すると、後半15分までに5点を奪い、早い段階で試合の勝利を決定づけた。
しかし5点目のゴールからわずか2分後の後半17分、問題のプレーが発生する。相手のプレッシャーを受けたDFニコラス・タグリアフィコは、GKへのバックパスを選択。ゴールマウスに向かってグラウンダーのボールを出したところ、ゴールマウスを避けてパスを受けようとしていたGKアンドレ・オナナの逆を突く形に。バックパスに対して手を使えないオナナの必死のスライディングも間に合わず、なんとも言えない形からオウンゴールを献上してしまった。
米スポーツ専門局「ESPN」は「ユベントス戦前に改善しないといけないね」とのコメントを添えて、この動画を公式ツイッターに投稿。返信欄には「いいシュートだ」「試合をちょっと面白くしようとしたのだろう」「パスのボタンを強く押し過ぎたかな」など、ファンから反響が寄せられていた。
また、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「ニコラス・タグリアフィコが悲惨なオウンゴールを記録」と見出しを打って報じ、「5点リード後にも幾ばくかの見どころを作った」と記している。
好調を維持するなか、まさに“好事魔多し”と言うべき出来事となってしまったアヤックスとタグリアフィコ。ただ、エメン戦ではさらに1点を返されながらも、5-2でしっかりと勝利を収めた。悪い流れはこの試合だけで断ち切り、再び上昇気流に乗っていきたいところだ。