目標は300億円超!? 今夏に向けて資金調達が必要なバルサ、“放出プラン”進行へ

(左から)ラキティッチ、コウチーニョ、ウムティティ【写真:Getty Images】
(左から)ラキティッチ、コウチーニョ、ウムティティ【写真:Getty Images】

デ・リフトやグリーズマンの獲得資金捻出のため、コウチーニョら現有戦力売却か

 リーガ・エスパニョーラで首位を走るバルセロナは、来夏の移籍市場での選手獲得に向けて資金を調達する必要に迫られている。そのために現在、クラブに所属する選手たちを放出し、2億5000万ユーロ(約313億円)から3億ユーロ(約375億円)の売り上げを得ようと計画しているようだ。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

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 今夏の移籍市場でバルセロナが大きな動きを見せそうだ。バルセロナはすでに1月の移籍市場で、アヤックスに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得を発表。その獲得金額は7500万ユーロ(約94億円)に上ると伝えられている。世界が注目する若手を射止めたバルセロナは、さらにアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト、フランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ、アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの獲得にも動いているとされており、その動向が注目されている。

 ただ、ここで問題となっているのが資金面だ。クラブの上層部は、自分たちの計画を進めるためには、現在クラブに所属する選手たちを放出することで資金を調達する必要があることを認識しており、今夏の放出プランを進め始めたという。「ESPN」の現地特派員によれば、カンプ・ノウを離れることができる選手としてブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、フランス代表DFサミュエル・ウムティティといった名前が挙がっており、彼ら以外にもエルネスト・バルベルデ監督のプランに入っていない選手が候補になるとしている。

 昨夏はブラジル代表MFパウリーニョ、スペイン代表FWパコ・アルカセルらを放出して1億2100万ユーロ(約151億円)を得たとされるバルセロナだが、今夏の補強プランを実現するためには、ほぼその倍額を手にする必要がある。コウチーニョやラキティッチらは引く手あまたであることは明らかだが、果たしてクラブは本当に放出という決断を下し、十分な資金を得られるのか。今夏の移籍市場でバルセロナが大きな注目を集めることは間違いないだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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