OFBカップ準決勝の前半45分、クラブ1500得点目を挙げるなど3ゴールに絡む活躍

　オーストリア1部ザルツブルクは現地時間3日、OFBカップ準決勝グラッツァーAK戦で6-0と快勝を飾った。日本代表MF南野拓実は、前半45分にヘディングでチーム4点目を挙げたが、これがレッドブル傘下となって1500得点目となるメモリアルゴールとなった。

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　ザルツブルクが3部グラッツァーAKに力の差を見せつけた。前半6分、直近のリーグ戦で自身初の1試合4得点を達成したイスラエル代表FWモアネス・ダブールが先制ゴールを奪い、ゴールラッシュが幕開け。前半13分、2トップの一角で先発した南野が華麗なヒールパスでFWハンネス・ヴォルフの追加点を演出すると、同26分にもダブールがネットを揺らして迎えた45分だった。

　ペナルティーエリア内左でボールを持ったダブールが縦に仕掛け、相手を引き付けながら中央にクロスを供給すると、ノーマークになった南野が冷静に頭で押し込み、4点のリードを奪って前半を折り返した。ザルツブルク公式ツイッターによると、南野のゴールは2005年にレッドブル傘下になって以降、1500得点目のメモリアルゴールだったという。

　ザルツブルクは後半21分にもヴォルフがゴールを挙げ、アディショナルタイムには南野の冷静なスルーパスから最後はザンビア代表FWパトソン・ダカがチーム6点目をマークし、6-0で快勝。南野は現地時間3月31日のリーグ第23節オーストリア・ウィーン戦（5-1）に続く公式戦2試合連続ゴールに加え、2アシストで決勝進出に大きく貢献した。