南米の名将がリベルタドーレス杯で見せた行動が話題 「ミゲルの5秒ルール」と“笑賛”
大会公式ツイッターが公開 前半終了直後の監督が取ったある行動に地元紙も注目
ペルーのアリアンサ・リマは、現地時間2日に行われたリベルタドーレス杯グループステージ第3節で、チリのパレスティーノとアウェーで対戦した。その試合中にアリアンサ・リマのミゲル・アンヘル・ルッソ監督が取ったある行動が話題になり、ペルー紙「エル・コメルシオ」は「興味深い瞬間」と指揮官の行動を報じている。
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ペルーの首都リマを本拠地とするアリアンサ・リマが属するリベルタドーレス杯のグループAは、ブラジルのインテルナシオナルやアルゼンチンのリーベル・プレートといった南米制覇の経験がある強豪が同居。アリアンツ・リマは1分1敗でパレスティーノ戦を迎えた。試合は0-3と完敗し、グループ最下位から抜け出すことはできなかった。
リベルタドーレス杯の公式ツイッターは、0-1で折り返した前半終了直後のルッソ監督の姿を捉えた映像を「事件です」とのコメントを添えて公開。これに「エル・コメルシオ」紙がすかさず反応した。「ミゲル・アンヘル・ルッソとチューイングガム:CONMEBOLが脚光を浴びせた興味深い瞬間」と題して、監督の行動を報じている。
ルッソ監督は今シーズンからアリアンサ・リマを率いていて、2007年にはボカ・ジュニアーズを指揮してリベルタドーレス杯を制したこともある名将だが、この試合では先制されて思うような展開ではなかった。そんな前半終了直後に事件は起きた。
アルゼンチン出身の名将がうつむきながらピッチのほうへ歩み寄っている時に、噛んでいたガムが口の中から飛び出してしまった。キャッチしようと懸命に試みたが失敗し、ガムは芝生の上へ。しかし、それだけでは終わらなかった。ルッソ監督は何気ない顔で落ちたガムを拾い上げ、再び口の中に入れてしまったのだ。
この決定的瞬間を捉えた映像を見たユーザーからは「ミゲルの5秒ルール」「悪魔を喜ばせる必要はない」「悪魔が吸い取る5秒前」などといったコメントで“笑賛”されることに……。豊富な実績を誇る名将が見せた思わぬ行動が話題となっている。