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マンC英雄がスターリングを絶賛 人種差別への対応は「年間最優秀選手に値する」
ヤヤ・トゥーレ氏が自身の人種差別体験を告白 サッカー界からの排除を訴える
マンチェスター・シティやバルセロナで活躍した元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ氏が、サッカー界における人種差別問題に言及。英紙「デイリー・ミラー」に自身が受けた差別体験を告白した。そして同じく人種差別問題にさらされた古巣のイングランド代表FWラヒーム・スターリングについて、「年間最優秀選手に選ばれるべき」と語っている。
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先日、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が行った調査によれば、英国(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)に住むサッカーファンの86%が、人種差別行為を目撃しているとの事実が明らかになった。
サッカーの世界では、残念ながら人種差別問題が横行している。3月下旬の欧州選手権2020予選のモンテネグロ戦(5-1)では、人種差別的なチャントを聞かされたスターリングの対応が話題となった。それを受けて改めてサッカー界から人種差別を排除しようとする動きがあり、トゥーレもそれに呼応するように自身が受けた差別行為を「デイリー・ミラー」紙に告白している。
04年1月からウクライナのメタルルフ・ドネツクに移籍したトゥーレは、その地で1年半を過ごしたが、現地の状況は20歳の青年が受けるには過酷すぎるものだったという。自身が所属するファンからもいわれのない人種差別発言が繰り返され、苦しみの末に父親にすがったこともあったと語っている。
そうした苦しい思いを幾度となく経験してきたトゥーレは、人種差別を受けたスターリングのモンテネグロ戦での対応に驚いたという。
「差別的な行為に備えていたとしても、実際に起きるとショックを受ける。だから、スターリングがあれほど落ち着いていたことに驚いた。彼は僕の弟のようなもの。彼の対応は年間最優秀選手に値するものだ」
トゥーレは自身がスターリングの立場だったら、ショックで「立ち去っていたであろう」ことを付け加えた。そして「適切に対応されるまで、その行為を見続けることになるだろう」と、人種差別がなくならないことを予言し、排除へ向けた対策の必要性を訴えた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)