モウリーニョ氏、将来的なポルトガル代表監督就任に興味 「やってみたいことの一つ」

モウリーニョ氏は、母国の代表チームを率いることに関心があると明言した【写真:Getty Images】
モウリーニョ氏は、母国の代表チームを率いることに関心があると明言した【写真:Getty Images】

来季からの現場復帰を明言 「モチベーションを高めてくれるクラブや大会が必要」

 前マンチェスター・ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョ氏は、母国ポルトガルで行われたサッカーコーチのフォーラムに出席。ポルトガル代表監督への就任の可能性について問われると、「キャリアを終えるまでにはやってみたいことの一つ」と返答したことを、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」スペイン語版が報じている。

 モウリーニョ氏は昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任され、それ以降は無所属となっている。古巣レアル・マドリードへの監督復帰も噂されたが、ジネディーヌ・ジダン監督の復帰により破談。他チームからのオファーを選別しているところで、来季から復帰する見込みと言われているが、モウリーニョ氏も「来季からは戻りたい」と語っている。

「現場から離れていることに不安は感じていない。その他のことについて考える時間がある。だが正直なところ、来季からは戻りたいと思っている。来季が始まるまで指導しないと決めている。私が復帰するためには、モチベーションを高めてくれるクラブや大会が必要だ」

 続けて、モウリーニョ氏はポルトガル代表について、現在指揮するフェルナンド・サントス監督に配慮しつつも、母国の代表チームを率いることに関心があると明言した。

「フェルナンド、心配しないでくれ。今すぐに就任するつもりはないし、次期監督を狙っているわけでもない。我々は友人なんだ。だが、私がキャリアを終えるまでには、やってみたいことの一つだ。残された時間はそんなに長くはなく、その機会があるかどうか分からないけどね」

 フェルナンド・サントス監督は2016年の欧州選手権を制して、ポルトガルに初のメジャータイトルをもたらした。ロシア・ワールドカップはベスト16で終えたが安泰な状況で、ポルトガル代表チームにおいて“スペシャル・ワン”の出番は当分回ってくることはなさそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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