敏腕SD退団のローマ、来季監督変更か 引く手あまたの名将コンテにアプローチ
モンチSDが退団して監督人事にも変化!? インテルが狙う名将にローマもアプローチ
イタリアの強豪ローマは、今年3月に“モンチ”の愛称で知られるスポーツ・ディレクターのラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏がクラブを離れたが、強化体制の変更に伴い来季の監督人事も変化があるという。イタリア紙「イル・メッサジェーロ」が報じている。
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ローマは3月8日にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督とモンチ氏を同時に解任し、体制を変更した。現在はクラウディオ・ラニエリ監督が指揮を執っているが、来季も続投となるかは微妙な情勢で、監督変更も十分に考えられるとされる。
そのなかで浮上しているのが、ユベントス黄金期の基礎を作り、イタリア代表監督も務めたアントニオ・コンテ氏だという。コンテ氏は今季のプレシーズンがスタートした直後にチェルシーの監督を解任され、現在は所属がない。しかし、その契約期間の関係で今季中に他クラブへの“移籍”をするには障害があり、来季からの現場復帰が濃厚と目されていた。
コンテ氏には、すでにインテルがアプローチをしているとも報じられてきたが、ここにきてローマが来季からの就任を打診しているという。コンテ氏は現役時代に長らくユベントスで過ごし、監督としても古巣をリーグ3連覇に導いた。どちらかと言えば北イタリアのクラブのイメージが強かったコンテ氏だが、首都ローマの名門は戦術家で知られる名将を迎え入れたい意向があるという。
いずれにせよ、イタリアの上位クラブはどこが来季のUEFAチャンピオンズリーグへの出場権を獲得するかによって来季の監督人事が大きく変更されるだろう。コンテ氏はチェルシーではバッシングも浴びたが、イタリア国内では引く手あまたの状態にある模様だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)