名将ベンゲル、PSGフロント入りを否定 「私はどこの候補者にもなっていない」

現在はフリーの立場となっているベンゲル氏【写真:Getty Images】
現在はフリーの立場となっているベンゲル氏【写真:Getty Images】

「自分自身のために使う時間を楽しんでいる」 パリ市内で講演会を実施、現況を明かす

 昨季までアーセナルを指揮していたアーセン・ベンゲル氏が、パリ市内で講演会を行った。その場で行われた質疑応答で、パリ・サンジェルマン(PSG)入りの可能性を問われると「分からない」と可能性を含む返答しつつも、現在は「どこの候補者にもなっていない」と否定した。フランス紙「ル・フィガロ」が報じている。

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 ベンゲル氏は2017-18シーズン限りで22年間にわたって監督を務めたアーセナルを退団。現在の立場はフリーとなっていて、PSGのスポーツディレクター就任も噂されていた。

 ベンゲル氏はパリ市内にあるオランピア劇場で、キャリアや教え方など彼のマネジメントに関するメソッドについて2時間ほどの講演を行った。その講演の最後に行われた聴衆との質疑応答で、PSG入りの可能性について問われたベンゲル氏は「分からない」と返答。続けて現在のチーム状況を語り、残されたタイトルを獲得するための障害も「何とか乗り越えることでしょう」と語った。続けて、自身の状況についても話し始めた。

「現在の私はパリを散歩したり、コルシカ島へ出かけたりし、自分自身のために使う時間を楽しんでいる。でも、アドレナリンが恋しくなってくるね」

 1984年のナンシーに始まり、トップチームを率いるようになって35年の月日が経過したベンゲル氏。休みなく監督業を続けていた間、おざなりにしてきた人たちと過ごす時間を大切にしているようだ。さらにPSGについてはっきりと返答している。

「私はどこの候補者にもなっていないよ。どうやら私は人気があるようだね。代表監督? もしかしたらあるかもしれないが、2022年のワールドカップ(W杯)の前になることだろう」

 引く手数多の名将だが、実質的には現段階でどこにも所属するつもりはないことを告げているようだった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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