「人間ができる加速じゃない」 昌子源、神童ムバッペとの対戦で感じた”世界の衝撃”
C・ロナウドとどちらが上? 昌子の見解は…「比べる基準がありすぎて比べられない」
「あれは人間じゃない――。たぶんこれが一番正しい(描写)だと思う。なんていうのか、もう動物、というか、鳥、とかじゃないですけど。さすがに(ウサイン・)ボルトに勝つのは無理でも、オリンピックの100メートル走でメダルを狙えるんじゃないか、というくらい」
人間離れした野生動物並の、細胞が瞬間的に反応して動く、といったレベルの速さだったと昌子は証言する。
「あれだけ速さがあったら、サッカーが下手でもある程度はいけるやろな、と思えるくらい。そこへムバッペ選手の場合は、足もと(の巧さ)やフィジカルもあって、いろいろ能力が加わっているわけですから」
昌子は鹿島アントラーズ時代にはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)とも対戦しているが、「お互い良さがある。比較はできないですね。両方とも(マッチアップして)難しかった。タイプも違うし、判断できないです。比べる基準がありすぎて比べられない、というか」と2人の世界的スターと対峙した感想を口にする。
PSGをクリーンシートに抑えるまで残り15分というところまで迫り、さらには自軍にもゴール前でGKと1対1になるなど絶好のチャンスが何度かあっただけに、この惜敗には悔しさもひとしおだ。
チームとしては終始守備を強いられる厳しい展開となったが、「いろいろなことをトライしたんで、個人的にはムバッペ選手との対局はおもしろかったです。もっとやりたかった。90分短かったな」と弾ませていた昌子。この経験がまた、彼をプレーヤーとしてひと回り成長させるはずだ。
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