アメリカに渡ったビジャが欧州に帰還? フィオレンティーナが獲得を打診

MLSプレーオフ進出を逃し、去就に注目が集まる

 米MLSニューヨーク・シティFCの元スペイン代表FWダビド・ビジャが、チームのプレーオフ進出失敗を受けて、来年1月の移籍市場でセリエA首位のフィオレンティーナへ移籍する可能性が浮上している。スペイン地元テレビ局「レバンテTV」で語ったもの。

 バレンシア、バルセロナ、アトレチコ・マドリードで活躍し、スペイン代表の2008年欧州選手権と2010年ワールドカップ制覇に貢献したストライカーは、14年6月にAリーグのメルボルン・シティFCを経て、今年からニューヨークでプレー。イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元イングランド代表MFフランク・ランパードというスーパースターを集めたが、チームはMLSのイースタンカンファレンスで10チーム中8位に低迷。プレーオフ進出を逃した。

 ビジャは「現時点で、いろいろなところから電話がかかってきている。自分には直接の電話はないが、自分には間違いなくいろいろなオプションがある。移籍の可能性も検討しているが、今のところ本当に問題にはなっていない」と語った。

 12月に34歳の誕生日を迎えるビジャには、フィオレンティーナが獲得に乗り出しているとレポートされている。すでに期限付き移籍の打診を済ませており、百戦錬磨の技巧派ストライカーを獲得できれば、パウロ・ソウザ監督には大きな補強となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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