マンU守護神デ・ヘアが週給5000万円要求 オファー提示がなければPSG行きに現実味か

マンUの守護神を務めるデ・ヘア【写真:Getty Images】
マンUの守護神を務めるデ・ヘア【写真:Getty Images】

ユナイテッドとの契約は残り1年、クラブは慰留しているが交渉は思うように進展せず

 マンチェスター・ユナイテッドの守護神を務めるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、クラブが週給35万ポンド(約5000万円)のオファーを提示できない場合、今夏にフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍する可能性があるようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。

 シーズンも佳境を迎えている欧州リーグは、来季の移籍市場に関する話題が熱を帯びてきた。そんななか大きな注目を集めているのがデ・ヘアだ。スペイン代表でも守護神を務めるGKは、ユナイテッドとの契約が残り1年となり、残留か移籍かで揺れている。

 2011年に移籍金1780万ポンド(約25億7000万円)でアトレチコ・マドリードから獲得したデ・ヘアを、ユナイテッドは引き止めているがここまでの交渉は決して芳しくない。その大きな要因となっているのが、選手側が要求しているとされる週給の金額だ。記事によれば、デ・ヘアはチームから週給35万ポンド(約5000万円)のオファーが提示されるのを待っているとされ、もしそのオファーが届かなければ移籍を決断する可能性があるという。

 そこで新天地候補に挙がってきたのがPSGだ。UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でユナイテッドに敗れたPSGは、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの後継者を探しており、そのターゲットとしてデ・ヘアに興味を示している様子。フランス王者は週給5000万円の要求を満たすことができ、移籍金も6000万ポンド(約86億8000万円)のオファーを出すことでユナイテッドに圧力をかけようとしているようだ。

 オレ・グンナー・スールシャール監督の就任で、デ・ヘア自身はクラブの野心について考えを変えたとされるが、ユナイテッドは要求を満たす金額を提示することができるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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