“空振り”のちピンチ MLSで飛び出したGKの大失態プレーに騒然「ゾッとする凡ミス」
サンノゼGKベガが飛び出して縦パスのクリアを試みるも、まさかの空振りで先制点献上
米MLS(メジャーリーグサッカー)でGKに衝撃のミスが飛び出した。試合開始直後の前半8分、相手の縦パスに対して勢いよくペナルティーエリアを飛び出したが、まさかの空振りでクリアミス。こぼれ球を相手選手にかっさらわれ、無人のゴールに流し込まれて先制点を献上すると、悪い流れを食い止められずに大量5失点で敗れた。海外メディアも「ゾッとする凡ミス」「大失態」と大きく報じている。
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MLSは3月に2019年シーズンが開幕。現地時間3月30日に行われたサンノゼ・アースクエイクス対ロサンゼルスFCで、世界も注目のワンプレーが飛び出した。
前半8分、ロサンゼルスFCはカナダ代表MFマーク・アンソニー・ケイが、相手最終ラインの背後目掛けてロングフィードを供給。わずかに大きくなってメキシコ代表FWカルロス・ベラが追いつけず、飛び出してきたサンノゼのアルゼンチンGKダニエル・ベガが難なくクリアするかに思われた。
しかし――。勢いよくペナルティーエリアを飛び出したベガはバウンドしたボールをダイレクトではね返そうとしたが、利き足とは逆の左足を降り抜いたキックはまさかの空振り。ペナルティーエリア内に転がったボールをロサンゼルスFCのベラが無人のゴールに流し込み、難なく先制ゴールを奪った。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「ベガのゾッとする凡ミス」との見出しで、「サンノゼのGKダニエル・ベガのひどいミスでイージーなオープニングゴールを献上」と言及。衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版も「ベガの大失態。ロサンゼルスFCにギフトとしてゴールを与える」と報じている。
思わぬ形で先制点を献上したベガはその後も失点を重ね、0-5で完敗。アルゼンチンの名門リーベル・プレートでもプレー経験のある34歳の守護神にとって悔やまれるゲームとなった。