ヘンク伊東、左足ビューティフル弾に現地称賛 「素晴らしいカーブ」「なんてゴールだ」
先制点の起点を作り、カットインシュートで2点目を奪ってPO初戦で3-0の快勝に貢献
ベルギー1部ヘンクは現地時間3月30日、プレーオフ1(PO1)第1節でアンデルレヒトに3-0と快勝した。先発出場した日本代表MF伊東純也は、チーム2点目となるゴールを記録して勝利に貢献。ベルギー紙「HLN」は、「ヘンクの魅力的な前線がアンデルレヒトを恐怖に陥れる」と報じている。
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ベルギー1部はレギュラーシーズン後に勝ち点の半分を持ち越して上位(PO1)と下位(PO2)に分けたプレーオフを行い、最終順位を決定する。レギュラーシーズン1位のヘンクは、勝ち点32を持ってプレーオフ1に突入した。
試合は前半32分、伊東のプレーをきっかけにスコアが動く。アンデルレヒトGKのゴールキックが乱れたところを伊東がカットし、そのままドリブルで右サイドの深い位置に侵入してクロス。頭で合わせたFWムブワナ・サマッタのシュートはミートし切らなかったものの、こぼれ球をDFジョアキム・マーレが押し込んでヘンクが先制に成功した。
そして後半10分、伊東が魅せる。右サイドで大きなサイドチェンジを受け、ドリブルでカットイン。ペナルティーエリアに入ったところで左足を振り抜くと、カーブのかかった見事なシュートがファーサイドに決まり、チームのリードを2点に広げた。
しかし、得点直前の接触プレーで負傷していた伊東は後半14分に交代。その後、途中出場のMFジョセフ・ペイントシルが3点目を挙げ、ヘンクは危なげなく3-0の勝利を飾っている。
「HLN」紙は「イトウは交代を要求していたが、素晴らしいカーブのシュートで2-0にするまではピッチを離れたくなかったようだ」と記し、「インサイドに切れ込むと、一瞬でリードが2点に広がっていた。なんてゴールだ」と伊東の得点を称賛。「中立のファンのためにも、伊東の負傷が軽いことを祈ろう」と結び、そのパフォーマンスがヘンクのファン以外も魅了したことを伝えている。
ヘンクは現地時間4月2日、第2節でアントワープと対戦する。好調なプレーでチームを牽引していた伊東の状態が気になるところだ。