アラベス乾、移籍後初の“切り札”起用 0-4大敗に現地紙は辛口評価「イヌイ投入直後に…」

前半5分に先制点を許し、大量4失点 アトレチコに地力を見せられる
アラベスの日本代表MF乾貴士は現地時間30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節アトレチコ・マドリード戦に途中出場したものの、ゴールに絡めずチームも0-4の敗戦に終わった。大敗したことでアラベスに対する現地紙の評価は、乾を含むチーム全員が芳しくないものとなっている。
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国際Aマッチウィークでの日本代表招集ならびに日本-スペイン間の長距離移動を加味してか、アベラルド監督は乾を加入後初となるベンチスタートにした。しかし試合は序盤からディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコが地力を見せる展開となった。
前半5分にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのパスを受けたスペイン代表MFサウール・ニゲスが先制ゴールをゲット。その6分後にはスペイン代表FWジエゴ・コスタがターンからの右足シュートで追加点を奪い、2-0となった。
いきなり2点を追う形となったアラベスは反撃を繰り出すが、集中力の高いアトレチコの守備を崩せない。後半に入って局面打開を狙ったアベラルド監督は後半13分に乾を1枚目の交代カードとして投入した。だが、その直後にスコアを動かしたのはアトレチコ。フランス代表FWレマルのスルーパスに抜け出したスペイン代表FWアルバロ・モラタがチーム3点目。後半39分にはガーナ代表MFトーマスがダメ押しゴールを決め、試合を締めくくった。