神戸“バルサ・トライアングル”初先発共演にスペイン紙注目 「ガンバの幸福は短命だった」

(左から) サンペール、イニエスタ、ビジャ。ガンバ大阪戦で同時起用されたバルサトライアングル【写真:Football ZONE web & Getty Images】
(左から) サンペール、イニエスタ、ビジャ。ガンバ大阪戦で同時起用されたバルサトライアングル【写真:Football ZONE web & Getty Images】

G大阪戦で2点リードされた神戸、打ち合いの末に4-3で逆転勝利をスペイン紙も報道

 ヴィッセル神戸は30日のJ1リーグ第5節でガンバ大阪と対戦し、壮絶な撃ち合いの末に4-3で勝利した。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、同FWダビド・ビジャに加え、シーズン途中に加入したMFセルジ・サンペールも出場して“バルセロナ・トライアングル”が初めて先発で同時起用されたが、バルサの贔屓紙で知られる「ムンド・デポルティーボ」紙も神戸の勝利を伝えている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 24歳で日本移籍を選択したサンペールは前節清水エスパルス戦(1-1)で途中出場からJリーグデビューを飾ると、この日は4-3-3の中盤アンカーで先発。イニエスタが左インサイドハーフ、そしてビジャがセンターフォワードを務める布陣となったなか、同紙は神戸が序盤に苦戦を強いられたことを伝えている。

「オオサカのホームでなかなか主導権を握れなかった。アデミウソンとファン・ウィジョのゴールによって0-2とリードされた。しかしハーフタイム直前に(ルーカス・)ポドルスキのゴールで1-2とすると、後半はヴィッセルが試合を支配した。後半9分にはイニエスタ、ポドルスキとつなぎ、ビジャがJリーグ通算3ゴール目を決めた」

 神戸が追いついて一時2-2となるも、MF倉田秋のゴールでG大阪が再びリード。劣勢の神戸はサンペールと交代で出場したMF田中順也が後半35分、44分と立て続けにゴールを奪うスリリングな展開になったことにも言及。「ガンバの選手にとっての幸福は短命だった」と描写し、神戸が暫定4位に浮上したことを伝えている。

 雨中での撃ち合いを制した神戸。タレントが揃った神戸の攻撃は、今後もスペインをはじめとした各国で注目を集めそうだ。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング