“赤い悪魔”の左サイドバックは欧州選手権に間に合うか マンU指揮官「可能性はある」
右足首骨折のショー イングランド代表監督も復帰を待望
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、右足首骨折で現在長期離脱中のイングランド代表DFルーク・ショーが、来年の欧州選手権フランス大会に間に合う可能性を明らかにしている。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
ショーは9月15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのPSV戦で、右足の腓骨と脛骨を重複骨折。今季絶望の重傷を負った。手術は成功したが、現在は復帰に向けた懸命のリハビリが続く。ファン・ハール監督は「現時点で彼が(欧州選手権に)行けると断言することはできない。それでも可能性はあるから、ロイ・ホジソン(イングランド代表監督)ならば可能性はフィフティーフィフティーと言うだろう。すべてはリハビリ次第だ」
今季開幕直後はユナイテッド加入以来、最高とも言えるパフォーマンスを披露し、さらなる活躍が期待されていた。まだ20歳のサイドバックだが、すでにワールドカップも経験。ホジソン監督の信頼も厚く、代表でも主力として定着していた。
「事態はとても複雑な問題になるだろう。どうなるかは誰にも分からない。ただ待つしかない」
ショーの離脱で、最も肩を落としたのはこのオランダ人指揮官だったはずだ。イングランドだけでなく、“赤い悪魔”ことユナイテッドの将来も背負って立つ逸材の、1日でも早い復帰が望まれている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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