「プレミア史上最強助っ人」を英メディア選定 FW部門1位は「怪物のような選手」
FW部門1位は通算175ゴールのアンリ氏
続いて3位は、現在もシティで活躍するFWアグエロが選ばれた。2011年にプレミアに参戦したアグエロは、3月9日時点でリーグ戦232試合に出場し、3回のプレミア制覇に貢献。ここまで161得点41アシストと驚異の記録を誇っている。2月11日のチェルシー戦(6-0)ではプレミア通算11度目のハットトリックを記録し、シアラー氏が持つ記録に並んでいるが、当のシアラー氏も「私は彼の大ファン」と告白している。
そして惜しくも2位となったのが、ユナイテッドの“キング”と称されたFWカントナ氏だった。1992年1月、プレミアリーグに変わる前シーズンにリーズに加入してイングランドの地を踏む。プレミア初年度のシーズン途中にユナイテッドへ移籍。97年に現役を引退するまで156試合に出場し、70ゴール56アシストという記録を残している。在籍5シーズンながら4回もリーグ制覇を成し遂げている。スミス氏は「プレミア史上最高の外国人選手にノミネートされた選手の大半は、カントナがいなければイングランドに来なかっただろう」と、カントナが後に与えた影響の大きさを評価していた。
FW部門の1位は、そのまま「プレミア史上最高の外国人選手」の第1位となった。その栄えある第1位はアーセナルで活躍した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏だった。モナコ時代の恩師アーセン・ベンゲル氏に誘われて99年にアーセナルに入団。8シーズンを過ごした後に、バルセロナへ移籍した。その後、一度はアメリカへ渡ったアンリだったが、2012年1月に1カ月間強のレンタルでアーセナルに戻っている。出場試合数は258試合で、175ゴール74アシストという記録を残している。リーグ優勝は03-04シーズンの無敗優勝を含む2回となっている。
晴れて「プレミア史上最高の外国人選手」に選ばれたアンリについて、元イングランド代表FWサットン氏は「彼は怪物のようなプレーヤーだった」と称賛。またシアラー氏は、「プレミアリーグで長年にわたり活躍し出場試合数を重ねた。アンリは突出している」と、1位となった理由をコメントしている。
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